第9回留学生ホームカミングデイ
第9回留学生ホームカミングデイ
The 9th International Student HCD 2012
2012年10月27日、神戸大学百年記念館において、第9回留学生ホームカミングデイが開催されました。留学生ホームカミングデイは、「人・知・還流」を理念に、大学全体のホームカミングデイに先立ち、2002年より開催されています。
西尾茂留学生センター長の開会挨拶に続き、河合成雄留学生センター教授が、留学生センターが中心となって推進している海外ネットワーク事業について、最新の動向を報告しました。
続いて、2012年9月に、神戸大学の第11番目の海外同窓会として発足したラオス神戸大学同窓会会長のパンパキット・オンパンダラ氏が、ラオス同窓会発足の様子を紹介してくださいました。
(公財) 木下記念事業団にご支援いただいている留学生の代表として、コンゴ民主共和国からの留学生、ルーディ・チミンチ・エキャロンゴさん (医学研究科)、神戸市菅原奨学金生の代表として、中国の留学生、張文遠さん (経済学研究科) が両財団からいただくご支援がどれほどありがたいものか、それぞれ留学生活を通して学んだことを振り返り、両財団に対する心のこもった謝辞を述べました。
引き続き、(公財) 木下記念事業団の木下恭輔理事長からご挨拶を頂戴しました。続いて、(公財) 神戸国際協力交流センターから大野利彦常務理事が、理事長の矢田立郎市長からのメッセージを含めて、ご挨拶くださいました。最後に福田秀樹学長が、両財団に対し神戸大学を代表し、謝辞を述べました。
本セッションの冒頭では、瀬口郁子神戸大学名誉教授が、戦後の神戸大学の留学生教育の歴史を振り返りました。続いて、韓国神戸大学総同門会元会長の曺洙鎔氏、タイ神戸大学同窓会会長のソムキティ・シンスックパムプン氏が、それぞれ神戸大学在学時に学んだこと、指導教員との思い出、楽しいエピソード、後輩への激励のメッセージを述べられました。
その後、タイ留学生会によるタイ民族楽器の演奏に続き、弦楽アンサンブルの演奏に合わせて、参加者全員が高らかに学歌を斉唱し、式典のクライマックスを迎えました。
式典終了後は、留学生センターに場所を移し、ティーパーティが開かれました。ティーパーティでは、卒業生とその家族、在学生、神戸大学教職員がそれぞれ再会を喜び合い、また新たな出会いを楽しみ、和やかなひと時を過ごしました。留学生ホームカミングデイの生みの親である瀬口郁子神戸大学名誉教授のティーパーティ閉会の挨拶を受け、来年の第10回留学生ホームカミングデイでの再会を誓い合い、お開きとなりました。
(留学生センター准教授 黒田千晴)
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2012/11/19