(1)日韓共同理工系学部留学生

1998(平成10)年10月、日韓首脳会談において発表された日韓共同宣言「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」の具体的行動計画として、青少年交流及び相互理解の増進を図る目的で実施されるプログラムです。
日韓合同で選抜試験により選考及び大学配置が行われ、合格した者が韓国内で6ヵ月間の予備教育を受け、10月に渡日して各配置大学の留学生センター等において後半期予備教育を受講後、翌年4月に理工系学部の本課程に入学します。
4年間の学部教育を受けることとなります。

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(2)日本語・日本文化研修留学生プログラム(JLJCSP)

日本語の教育研究者、日本語通訳者・翻訳者あるいは日本文化に関する教育研究者・専門家を目指す外国人留学生が高度な日本語能力を修得するとともに、それに必要な教育方法論や技能等を習得し、さらに、社会背景、歴史、文化、芸術等、多用な観点から日本文化についてのより深い知識と理解が得られるような教育環境を1年間提供します。
定員は10名で、大使館推薦及び大学推薦の国費日本語・日本文化研修留学生を毎年10月に受け入れています。

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(3)夏期日本語・日本文化研修プログラム(SPJLC)

神戸大学と学術交流協定を締結している海外の大学で日本語を学んでいる学生を対象に、神戸大学留学生センターにおいて、夏期の約3週間にわたり実施します。 期間の途中にホームステイを予定しており、日本文化を実地に体験することのできるプログラムとなっています。

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(4)日本語日本文化教育演習・国際文化学実習

前半は日本語教育・日本文化教育に関する教授法、日本語学、日本文化・日本事情、異文化交流基礎、ITリテラシー等の講義を受講することにより基礎的知識を習得し、後半は7月末から3週間にわたって実施される「神戸大学夏期日本語・日本文化研修プログラム」において、実習を行ないます(実習参加は必修)。
日本人学生及び外国人留学生が、日本語や日本文化を外国人の視点から客観化して見る力を養い、実際に同年代の外国人との協同作業を通して、異文化交流を体験でき、日本語教育の実際を学べます(この科目は単位取得が可能です)。

(5)神戸オックスフォード日本学プログラム(KOJSP)

このプログラムは、オックスフォード大学東洋学部日本語専攻の2年生全員が1年間を神戸大学文学部で学習するという、ユニット受け入れ型のプログラムです。
2012年10月には12名の第一期生を受け入れ、それ以来、神戸大学文学部・人学研究科とオックスフォード大学東洋学部の間の、綿密な連絡・連携のもとに実施されていています。
このプログラムでは、オックスフォード大学生が午前中には日本語の授業に出て、午後には文学部の様々な授業に他の学生と一緒に参加しています。特に、全員が参加する課題演習授業「KOJSP演習」では、各自が自由に課題を選んで、指導教員、学生チューターと共に日本の諸相についての研究を進めています。修了後にはイギリスへと帰国し、オックスフォード大学での3年次と4年次の勉学に進み、卒業論文に取り組むことになります。