日韓共同理工系学部留学生制度について

日韓共同理工系学部留学生プログラムは、1998年10月に開催された日韓首脳会談において発表された日韓共同宣言「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」の具体的行動計画として、日韓の青少年交流による相互理解の増進を図る目的として行われています。

2000年度より受け入れが開始され、韓国の高卒者から毎年100名が選抜され、日本の国立大学の理工系学部に受け入れる事業で、入学前に1年間の予備教育を行っており、前半(3月~8月)を韓国で、後半(10月~3月)を日本の受け入れ大学で行い、4月から学部教育を受けます。

神戸大学における日韓共同理工系学部留学生について

神戸大学では、プログラム初年度の2000年度から受け入れを開始し、受け入れ学部は工学部、理学部、農学部の3学部を受入対象学部として、毎年5~7名を受け入れています。これまで、第1期生から13期生の受け入れ者は74名で、理学部15名、工学部58名、農学部1名となっています。

神戸大学では全学的な受け入れ体制の中で、留学生センターにおいて予備教育を毎年10月から3月まで日本語教育と専門教育の2つの教育課程から構成されるカリキュラムに基づき行っています。

日本語教育では、留学生センター日本語教育部門教員が当該プログラムに即した授業内容をコーディネイトして授業科目を設定しています。また、専門教育では、学部の専門教育教員との連携により、毎年授業科目及び授業内容を検討すると共に、学部教育体験講座を設定しています。

※韓国の兵役制度と休学について
神戸大学では、休学期間の継続が3年間まで認められることになりました。なお、休学期間中の奨学金は留保され、復学後に支給されます。

予備教育の2012年度カリキュラム等について

専門教育のカリキュラム概要等について

なお、受け入れ学部の詳細については、下記のリンク先を参照願います。